mdkロンドン生活

ロンドン生活、赤子との暮らし、日々のよしなしごとなど。

水漏れ哀歌、子育ての悩み永遠説

イギリスに住んでいたら必ずいつか起きるという水漏れが我が家でも発生。というか、発生し共生すること早半年であろうかというところ。

ターゲットの英単語帳片手に「plumber」なんて単語、会話に必要ないし笑、とネタにしていたのは今や昔、超超頻出単語!

そもそも時間どおりに来ることが稀。
そして来る業者が毎回違い、そのたびに違う見解だったり、いやこれ修理必要ないんじゃない?とか言って直さないで帰る、そもそもいきさつを知らず手ぶら丸腰の状態でやってくる為にイチから都度説明が必要、などと全く遅々として進まないまま、、、その状態にこちらが慣れてきた。

そもそもこちらに(察する)と言う文化は無い。

バリバリの日本人気質を発し、あれ?と思うことがあってもなんとなく飲み込んでいたが言わないと全くニーズが汲み取られない。その為最近は催促メール等も比較的強めの形容詞等を使うようにしてみた。ってまだまだ小心者…

初回の業者はパキスタン系の人で、スキンヘッドで後頭部に「Only God can judge me」てタトゥーが彫ってあって、人間ごときが彼に意見してはいけないという有無を言わせぬ畏怖をこちらが勝手に感じたのも良くなかった笑。


何なら水周りの英語が繰り返しの反復説明と度重なるEメール対応によってかなり上手になってきた感じがする笑。

今は水漏れ自体は治まり、後は業者が金槌で叩き割り、今はガムテープでメンテしてあるキッチンのガラスの壁を直すのみなのだが全然連絡来ない。連絡くる時も、メッセで「今日時間できたんだけど暇?」的なカジュアルさ。友達か!

もう私は今ほとんど働いてないし、時間はあるから多少めちゃくちゃなスケジュールでも全然大丈夫なんだけど、働いてる人とかこれどうしてるんだろう?

こういう時日本の対応の素早さや、謝罪に関する枕詞の豊富さ、対応の迅速さって改めてすごいはすごいけど、その分残業してまで、超大変な思いをしてまで完遂するほどのことかというとそうでもないような気がする。

期日とか、あるようなないような適当な感じだけど休みがまあまああって、残業もほぼないか、サービスを受ける側としてはきちんと素早く迅速に対応してもらえるけどその分自分が仕事をする時も、それ相応の時間的精神的拘束を受けなければいけないか。

よく諸外国と日本を比べて、日本は働きすぎ!みたいな論調がよくあるし私もそう思うけど、現地人並に休みたかったらその分、おおざっぱな仕事ぶりや期日管理には目をつぶらなきゃいけない感じがする。つーかはよ終わってくれ!

さて息子は無事2歳になったが、抱っこ大好き、ベビーカー拒否、集団で遊んでいてもママママ言って1人で遊ぶ時間が少ない、という点は変わらない!

夫曰く、これは私がそうさせているというところが大きいとのこと。犬のしつけ的に言うと、この人は何をしても大丈夫と言う甘えやなめられ、試し行動であると。

確かに甘やかしかわいがりすぎた!!!ガーーン

そこで想起されたのは、オレンジデイズにて聴覚障害を持つ柴咲コウを母として心配するがあまり自身の海外転勤をあきらめ、それがかえって柴咲コウに、「お母さんは私がいないとだめだから」と心配させることになってしまうというエピソード、おかあさんといっしょ 「お城でパーティ」にて姫を可愛がるあまりに外に出さないよしお兄さん扮する王様、など、創作物であれば誰にでもわかる自明の理。

ナーサリーの先生に相談したら、「ここが大事なポイントよ!ここで彼にあなたがボスであると言うことを教えないと、16歳まで続くから!」と脅された。

「Let’s you and I go and have a quiet chat. We can talk through ways to make it better for you.」とのことで行ったら、まぁその先生いなかったんだけどね昨日笑。


ようやく夏っぽい

ロンドンの現地美容院に行ったら、日本の赤文字系雑誌への呪詛が爆発した話。

髪の毛のボサボサ具合が頂点に達した為、美容院へ。

ロンドンではあらゆるサービスがやろうと思えば日本語で受けられる。セントラルや日本人街には日本人経営のサロンもかなりある。

しかしわざわざ赤子リスク抱えつつリッチモンドから行く価値があるのか?私に?

しかし現地美容院は不安ちゃ不安。
夫は割と初期からHead master (日本でいうASHやEarth的な大手チェーン)に通っており、前髪は長め、側頭部はかまいたちに襲われた寿司職人的な、もはやなぞなぞみたいなヘアスタイルが定着。

「イケてるBritsみたいな髪型」というオーダーらしいが、夫がやると私にはこれにしか見えない。

切りたての側頭部は、地下鉄の座席みたいな、ざわざわしたビロード感溢れてる触感。


さて不安はあるが移動時間をあまりかけられない為現地美容院へ。カラー+ハイライト+トリートメントをお願いした。

なんかイメージ写真とか持ってきてね!と予約時言われた為、明るめのハイライトが入った髪型の写真をDL。

開口一番、アルバニア系ロシア人のスタイリスト
「ウケる、この色似合わないね笑」

「こういうキャラメルっぽいセクシー系にしたら?」

Kim Kardashianのワナビーになることが決定。
仕上がりは、太陽光だとハイライトがわかるようにしたとのことで、意外と元職場でも大丈夫なぐらいの明るさ。


トリートメント中笑。

さて雑誌を眺める。
3月8日は国際女性デーだったこともあり、誌面はどれも非常にイデオロギー溢れるものであった。

まずファッション誌のトップ特集が中絶と女性の人権。

住んでいる州が中絶禁止であり、保険適応もされない為遠く離れた州まで10代で渡ったアメリカ人女性、いまだ中絶が違法であるアイルランドからイギリスまで来て中絶をする女性達の医療費問題、異母兄弟からのレイプ等により産まざるをえないキリスト教の色濃いアフリカ諸国のティーンの手記などが続く。

窃盗で収監中、慰問に来ていた女優の母と出会い、結婚したがナニーと駆け落ちしあげくドラッグで捕まった元俳優の父親を持つモデルで音楽家の18歳が、半生を語る記事も。字が多い。


そんなエマ・ワトソン的記事を読みまくり帰宅したことも重なり、このネット記事を読み怒髪天だったがライターさんが私の思ったこと全て言語化してくれてた笑。

防寒するな・パステル色を着ろ・他人に気を使え! 「CLASSY.」の花見コーデ企画が怖すぎ|サイゾーウーマン

女性誌の座談会に出てくる男達なんなの?
あと、サイズ展開が5、7、9号のアパレル全部潰れろ!と、赤文字系へのコンプレックスが呪詛になる寸前であった。

まあしかし、今はマーケットに流通してないオブザーバー目線だからか、海外にいるからか、何かとCLASSY思想、しかもそれを啓発する行為が気にくわないが、
実際合コン行って

「女性の真価は中身であり、生きたいように生きるべき」

とか男が言い出したら、「博愛」「imagine 」ってアダ名つけてたわきっと。買ってたしねCLASSYたまに笑。


先週のマルタ島

SNS懐古、駐妻と英語2

私は元々言葉に愛着があり、文章を好み、承認欲求を文字に託してきた。

GREEでも最後の残党だった。mixiにおいても、皆がもはや怪盗ロワイヤルやサンシャイン牧場の痕跡しか残していない中、1人湿度高めな日記を投下。Facebookも記事のシェアが増え寂しい限りである。なんならちょっと気後れして投稿頻度すごい抑えてるレベル。

mixiが面白かったのは、感情の起伏が人生のうちで最も激しいとされる(自分体感調べ)大学時代がピークであった為、皆惑うことなく黒い感情や罵詈雑言を日記に撒き散らしていたせいなのか。

Facebookが面白かったのは、飲み会や結婚式などの写真映えする社交場への参加が最も激しいとされる(自分体感調べ)20代中盤がピークであった為、皆タグ付けしまくりのパリピ写真がフィードに沢山あがっていたからなのか。


とにかく皆もっと億劫がらず、恥ずかしがらずに、日常を日記としてどんどんウェブの海へと流して欲しい。
個人情報ダダ漏れのブログやmixi時代が懐かしい。。。


家族最後の日

家族最後の日

ダダ漏れ系日記で好きな作者3作目。けど前作が一番良かったように思う。


さてそんな文字ラブな私も相次ぐ寝落ち(寝かしつけではなく単なるソファでの自滅)、胃腸炎from息子、風邪×2 from息子で気付けばもうすぐ3月!
夜19時以降の自由時間が主に療養で過ぎてしまった!

さて最近Mothers of preschoolersに行き始めた。ママサークルみたいなもの。

息子はその間、ボランティアのナニー達に隣の部屋で遊んでもらう。半年前は絶対無理な母子分離もナーサリーのおかげでだいぶ大丈夫になった。

初めて行った時のテーマは産後の運動について。スポーツ科学の専門家の座学(バンバン指されて意見を聞かれ気が抜けない)と、軽いエクササイズ。お茶と手作りお菓子(皆遠慮なくバクバク食べて好きなタイミングで立ち上がりお茶をサーブ笑)も提供され、息子見てもらう代含めドネーションの3ポンドのみ。

英語の勉強+地元情報収集には非常にナイスなコスパ

始まる前にボランティアの女性が魔法のステッキを取り出し、「自己紹介と、もしひとつだけ願いが叶うなら何をお願いするか、最近体と健康の為に気をつけていることを時計回りで(ウインク)」と日本語でも無理なスタートを強要。

陽気なアジア人としてステッキを振り回し自己紹介。息子と曜日違いで同じナーサリーに通うママと知り合えた。

イタリア人、ドイツ人(Richmondはドイツ人学校があり多いみたい)、スウェーデン育ちの韓国人、皆聞かなければ分からないほどの素晴らしい英語。

正直移民だらけのロンドンでは適当な英語に皆意外と優しい為、自分のコンフォートゾーン以上の英語にはなかなか普通に暮らしているだけでは進化しない。


そして私をある意味鼓舞させたのが下記リンクの記事だ。

英語教員、TOEIC“合格”2割 京都府中学「資質」はOK? : 京都新聞

英語売り、まだ東京オリンピック後も意外と日本で需要あるんじゃない?

京都の件はまぁ、東京だともう少し違うだろうが、帰国してまた仕事をするにあたりちゃんとスコアや資格が残る形で英語をやっておいた方が選択肢の広さ的に良かろうと今更ながら思い至った。

日本語においても、高校生の時の語彙では社会人メールを送れない(ご査収ください、散見されます等。もはや軽く懐かしい)のと同じというか、それより遥かに拙いレベルで文法とか基本をやり直さないと仕事できる精度の英語は身につかない。

文章として社会人英語をキレイに書けるようになりたい。

まあとりあえずもう少し語彙を増やし表現に厚みを出そうと、本屋でCollocationsのテキストを購入。

Collocationsとは知らなかったけど、ネイティヴが普通に使う、推測不能な言葉と言葉の組み合わせ。

テキストによるとtake a photoなど、takeしか考えられないものもあるし、rancid butter(バターが古くなる)などまあ強いcollocationだけど最悪覚えなくていいもの、keep to/ stick to the rulesのようにいくつか言い換え可能なものもある。

そしてcollocationとは、イディオムや複合語ともまた違う。なるほど。今更だけど。

日本人として驚くのは特にオススメの章、面白い章、絶対やっといた方がいい演習などが巻頭に記載されていること。1ページ目からみんなやんないのかな笑。


そしてとりあえず1章の実践をやろう。

1.1 What is a collocation? (自由作文)

これにも軽く驚く。日本のテキストだと絶対最初に来ないと思う。

1.2 pain wise run この単語で辞書を引いて3、4つcollocation を作りなさい。

日本のテキストだと意味1個と単語単体で覚えてたし、単語1つから発展させて広げて学習することって少なくとも自習レベルでは不可能。

なにかと1章目から衝撃受けた。

高3の夏に文法のテストがAクラスなのに50点で、先生にとりあえずこれやりなさいって1冊テキストもらって、それで受験なんとかなったから私の基礎抜け適当英語はかなり筋金入り。頑張ろうーっと。ケンブリッジ英検のアドバンスが最終目標。


ブロックやや進化

私の中の田嶋陽子

息子1歳7ヶ月、トミカプラレールのDVDがお気に入り。

他の子に比べて特定のキャラクターへの愛着などが全くなく、下手にまた私の不安を煽る要因となっていたが、トーマスのついた服を着たがる等少しだけ選好の兆しが。

男の子だからと青や乗り物柄を1年前日本で買い込み、息子へのプロトタイプ押し付けになっていないか少し心配したが杞憂再びの様で少し安心。

そもそも私は幼稚園ぐらいの頃から、「私のような人間がピンクを好きと言ったり、または身に付けたりしてはならない」という自らのキャラ縛りを勝手に課していた。

青や紫を好んでいたのは、趣味が先なのか上記縛りが先なのかはもはや分からないが、祖母が姉妹お揃いのものを買い与えてくれる際、私の趣味を汲み取り妹がピンク、そして私には寒色系ばかりに与えられることにある日悲しみが募りある日泣いて不服を申し立てた。

母は言った。
「ピンク欲しいならそう言えばいいのに」

女子とピンクの考察については田房永子のこれ
娘にピンクが着せられない!(前編)|お母さんみたいな母親にはなりたくないのに|田房永子|cakes(ケイクス)
は行き過ぎで共感度は半分くらいだが、

ジェーン・スー御大のこちらは打ち過ぎて膝の皿が割れそうなほど。
ジェーン・スーは日本人です。: Vol.19 ピンクと和解せよ

私のピンクとの真の和解は社会人になってから。ピンクとか、、好きじゃないし笑。とか言ってしまうメンタルもまた、かわいくないという事に気付いたのはもっと後だったのだ。

中高はミッションスクールで、一応「人類皆平等」と習って大学に進学すると、「男は早稲田、女はインカレ」とマイルストーンに明記された共学のえげつない棲み分けに震え上がり、北風と太陽的に私の青文字系化は進んだ。

ツインニットで「愛され!」と叫んでいる(叫んでません)女子達と友人になるのもかなり後世のことだ。

フェミニズム推進派なのは顔だけ(バリキャリなのも顔だけ)だと思うが、その手をテーマにする作品がやはり面白いと思うのはピンク歴の浅さかな。

湊かなえ的切り口でジェンダー

憧れの女の子

憧れの女の子

地方女子とジェンダー

あのこは貴族

あのこは貴族

今一番ジェンダーマンガで面白い。タラレバ好きなら好きだと思う

地獄のガールフレンド(1) (FEEL COMICS swing)

地獄のガールフレンド(1) (FEEL COMICS swing)

地獄のガールフレンドより重いけど好き

先生の白い嘘(1) (モーニングコミックス)

先生の白い嘘(1) (モーニングコミックス)

この辺一切理解出来ない、サッカーとワンピースとビールが好きな夫と結婚して良かったと思う。息子もとやかく考えず健やかに育って欲しい今日この頃。
トミカトミカプラレール



粗大ゴミとしてまとめて回収されます

2016年、イギリス人が買ったもの

去年見た、 "What Britain bought in 2015"が面白かったので今年のも楽しみにしてた。

What Britain Bought in 2016 - All 4

この番組は、1月から12月までを月毎に振り返り、イギリスで売れたものとその背景を振り返るもの。

まず最初に紹介されたのはSelfie make upグッズ。キムカーダシアンを筆頭にインスタ等SNSへアップする自撮り用のメイクグッズ売り場が拡張。

去年は、山男ブームのヒゲのお手入れグッズが紹介されてた。

ハイライトやシェーディング、Contour brushesなどは倍の売り上げとか。


そしてエリザベス女王生誕90歳!
これはすごい盛り上がってた。ナーサリーや小学校でもお祝い会やってた。

シャンパンは40%増、リボンや旗などの飾り物は15%増だったとのこと。


クリスマス会。


日本と同じだなと感じたのは以下。

ハンドメイド復活!パーソナライズドが流行り、イニシャル等の刺繍を入れるサービスをハイブランドも多く取り入れ、ミシンや手作り教室の需要が高まる。

夏フェスの影響でキャンプが進化を遂げ、キャンプグッズが売れグランピング施設め新たにオープン。

こういう世界的な流行りがどう波及するのか興味があるなあ。


お散歩が軽くキャンプ状態笑。


6/23Brexitの影響は大きく取り上げられてた。
まずはメッセージTが流行り、新首相のファッションの影響でハイヒールが激売れ。(Richmond ではあまり。。。笑)

そしてポンド高で海外旅行が増えAirb&bが激売れ。

そして夏の熱波3回到来によりソルベやスパークリング飲料も昨年比倍増で売れたとか。

いや暑かった。イギリスは半袖で1日過ごすことはあまりないと言われたけど普通にすごい焼けたし5月から暑い日とかあったわ。


ポケモンGOはロンドンでも超流行り、携帯充電器が激売れ。


これはRichmondのジェラート屋さん。

Brussels sprouts(芽キャベツ)はスーパーフードとして注目が集まり、50%売り上げ増!クリスマスの付け合わせ程度の存在から一気にランクアップしたらしい。来週買おう。

ロゼもベッカムがインスタでお気に入りロゼをアップしたり、イギリスのロゼが最優秀賞を受賞したりして流行ったとか。去年流行ったとされたプロセッコは安いしどこにでもあるからかなり飲んだ。

マドンナなど著名人が出したことでこどもの本もかなり売れたとか。私の勉強笑+インテリアで英語の絵本を買おうとして1冊も買ってないの思い出したわ。

ちなみに2017年の予想はセレブが既に飲み始めているスイカジュース、進化家電が来るかもとか。

毎年見よっと。来年どうなってるかな。


開け終わりのアドベントカレンダーがいいおもちゃに。

イギリスで歯医者 その①

気付いたらまた1ヶ月以上たってた!
最近、ライターのお仕事がいい感じでネタをそちらに放出しておりました。


現在、絶賛歯医者通い中です。
まさかの絶対避けたかった歯医者イン海外。

ネットの海を彷徨うと、NHS(国営、無料)をベースとしたイギリスの医療はクソだというブログや記事が多くあるし、なんならその手の記事しか見つからない。

(娘の体調不良が見抜けずに日本に緊急帰国することになった話とか、検索って大体そうだけどワーストシナリオが上位にくるし、自分はその上位に脅えるタイプ)

しかし、そもそも赴任が決まるあたりから歯は虫歯あったら治しておきたいと再三用賀のかかりつけ歯医者で申告したし、日本に夏に一時帰国したときも大阪の歯医者に2件行ったけど何も言われずだった自分の経験からすると、こちらでかかった歯医者さんの方が100倍信頼できるし技術も高いと感じたのでそんなお話。



いやね、前々から不思議ではあったの。そんなに先進国なのに医療クソならこっちの人病気とかできないじゃん!と、いう単純な疑問。

そして、夏ごろChannel4で見た、「健康はお金で買えるのか?」というイギリスの医療ドキュメンタリー。

そこでは、薬のアレルギー検査(遺伝や体質で、薬にも効きの個人差などがある為、血液検査等でその傾向を調べる超高額なもの)や
最高級人間ドッグ、超最新ダイエット施設などあらゆるお金に糸目をつけない高額最新医療が紹介されていたのだ。

その時はまさか抜歯の危機に直面するとは思ってもみなかったのでへーみたいな感じで寝そべって見ていたのだが今般の歯のトラブルでフラッシュバックされた。

NHSのクソぶり(未体験)はさておき、いけてるプライベート(自費)を探せば大丈夫なのではないかと行動した次第である。(検索しただけ)

とは言えさすがに不安なので日本語対応の歯医者にまずはGo!!(先生は外国人、歯科助手さんがたまに日本人)

「両奥歯に問題があります。スペシャリストの歯科医のアポイントを取ってください」

そう、こちらでは餅は餅屋が完遂されており、一般歯科医は難しいことはやらない。

言われた通り遠いけど別支店のセントラルにある日本語対応の歯医者へGo Go!!

日本人の歯科助手、横で立ってるだけ。
仕方なく英語で事情を説明(そんなこともあろうかと少し歯科系専門用語の予習をしといて良かった)。

私「膿って英語でなんて言うんでしたっけ?」
助手「ええ~~?ちょっと・・・(ポケットから携帯を取り出して検索しようとしてる)」

おいおい膿ぐらいの頻出単語ぐらい勉強してから歯医者に就職しろーーーー!!!!!

と胸ぐらを掴み揺さぶりたかったがもうその助手さんは悪いけどいないものとみなし先生に説明。しかも先生に「手袋をした状態で携帯触らないように」とか注意されてるし。

先生(イタリア人)自体はいい人で、80%ぐらいの確立で根幹再治療できるよーみたいな感じだったけど、歯科助手のクソさに嫌気がさし帰宅(歯医者の第一回目はコンサルテーションなので治療しない。回数増える)。

そこでリッチモンドにて根幹治療スペシャリスト医院を発見し連絡。

先生カナダ人。
「右は治せるけど左は抜歯です。抜歯とインプラントの上手いシンガポーリアンのスペシャリストのいる歯科を紹介するよ」

気絶。。。。。。
抜歯いや。。。。しかも奥歯だから抜いたらインプラント一択。。。。。。


後日、右をとりあえず治療。機械が素人目にも超最先端。
「その靴イケてる!さすが日本人」治療中歯科助手は呑気。これはUKの通常営業。

私「インターネットで調べたところ、外科的アプローチなどで根を消毒して治療するやり方で歯を残せる場合ありとみたんだけども・・・?」
先生(カナダ)「時間とお金の無駄です」
私「わかった。。。とりあえず撮ったX-rayちょうだい」

日本(用賀、知り合い、歯科掲示板)、Kew(近所)にレントゲン写真を送り質問

日本(用賀)「残せると思います」(いやお前そもそもさ、と言いたいところだが今更なので取り得る治療方法について質問。)
日本(知り合い)「五分五分」
掲示板「歯医者による」

Kew「Unfortunately・・・」

もう左は歯科助手はクソだがイタリアン先生にお願いするしかない!

ということで左も右も根幹再治療完了。イタリアンもカナディアンも上手、器具最先端。


イタリアン
カナディアン
「根幹治療終わりましたんで、フィリング(詰め物)は一般歯科行ってください」

そう、一般歯科医で出来ることは逆に専門歯科医たちはやらない。
ここまで2か月かかり、システムその他に鱗ポロポロ落ちまくり、お金消えまくりだが(まぁ夫の会社は医療費全額補助あり)
次回へ続く。


今回の教訓
①歯は磨きましょう
②英語にビビらず質の良いプライベートを探しましょう
➂日系はクソな場合もあるので気を付けましょう


今更初ロンドンアイ

ナーサリーもどきデビュー

気付いたら1ヶ月ぶり!
初の色々が地味に満載な中冬時間がスタート。
床暖を作動させ、ソファで薄着のまま寝落ちしているうちに冬時間に笑。毎度ながらiPhoneの時間の自動補正はすごい。

さて、かねてより1歳半ぐらいになったら入れようと思っていたトドラーズクラブ的な親なしプレイグループに息子を入れた。週2で、1回2時間弱。

毎日が秒速で過ぎた最初の頃とは異なり、いわゆる「育児のダレ」が気になってきた。公園行っても抱っこ抱っこにはなってしまうが、家だとそれはそれでテレビばかりになってしまう。近所の教会の2階でやっていると看板を見つけ気になっていたところ。ウェブサイトを見ると1歳から預け入れ可能でこども:大人が4:1で、各種保険にも加入済みとある。

9月の夏休み明けにメールで問い合わせをしたが、3週間ほど音沙汰なし。

何事も受け身では物事が進まない海外子育て、現地(徒歩5分)に赴き、メールしたけど返事ないんだけど、と聞く。

「あらどうしてかしら。Nancyの携帯に連絡してみて。」

Nancyにtext。連絡なし。

そこから2週間後、
「ハロー!Nancyです。メールもらってすぐ連絡しなくちゃと真っ先に連絡した次第!」

・・・まぁいいありがとう!

リッチモンド昔は日本人結構住んでたのよー。今は少ないわよね。一度グループについて話ゆっくりするわ。あなたも対面の方が電話よりよく分かるでしょ?こども達が集まるとにぎやかになるからその前にゆっくり時間を取りましょ。9:45はいかがかしら?」

・・・プレイグループ開始は9:50だけどとりあえずありがとう!2階だよね、行きます!

「1階ね。私もアメリカ人だからよく間違えるのよーお待ちしてまーす」

かくして見学、申し込みとあいなった。ウェイティングをかけ、年明けから入れるかなみたいな流れだったが急遽空きが出て、ハーフターム(こちらでは長い休みとは別に、学期の間に1週間ぐらいの休みがある。夏休みも長いし、学校の行き帰りは送り迎え必須。なのにワーママは日本より多い。皆どうやってんの?)明けに入れるから、入るなら明日までに書類とか出してとの連絡。書類も超シンプル。

そして今日が当日。
前日、
「最初は一緒にいた方がいいのかな?」
と聞くと
「1階で待機してもらうから本持ってきてね!」
・・聞いといて良かった笑。

こちらでは泣いたら泣いたよーで終了し、日本みたいに堪えてくれないと現地ママに聞いてはいたが(最初の頃は仕事中、泣いてますってナーサリーからよく連絡来たらしい)、

「上出来よ!!今日はここまでね。ママがいないことに気付いて泣きやまないわ」

その時10:30笑。最初の10分は一緒に遊んでいたので30分の滞在。既に費用は発生しているので??と思わないではないが、徐々に慣らすというこちらのスタイルに迎合する他あるまい。

ちなみに持ち物はオムツぐらい。気になるなら着替えや好きなお菓子もとの記載。色々記名しカバンに入れて持っていくと、

「一番いいのはこのママのやり方!分かりやすいし楽だから今度からこうしてね(ウィンク)」

それはスーパーの袋に直でオムツが入った先輩猛者ママの通園バッグであった。
私帰国したら日本の幼稚園でちゃんと色々出来るかしら。。。笑

普段のTV鑑賞スタイル