私の英語は「海外旅行で友人から軽く珍重される」というレベル。
帰国子女だが、英語は音で覚えた為かやはり使わないと融解していきBBCニュースの細かい部分は当然拾えないし、よくいる「発音いいけどあんまり話せない」パターン。
しかしアジア人が少ない中奮闘したはした経験はある為、自己主張強め、態度デカい、たまにスノビッシュな日本下げ等帰国子女の嫌な部分は持ち合わせているクソ女である。
ロンドンの多人種ぶりは想像以上で、見た目はコーカソイドだし英語が果てしなく流暢で区別がつかないけど、こどもに外国語で話しかけていることで非英語圏の人って初めて分かるパターンがとても多い。
来英歴の浅い外国人ママには何故英語が堪能か聞くと、皆「まあ学校で習ったし」という回答。
私もせっかくの無職の身、英語をブラッシュアップして帰国後は英語売りなレベルにしたいもの。
にしても日本ほど英語が出来るが武器になりうる国ってあんまりないような気がする。
そしてうちらより下の世代は帰国子女とか大学は海外とかがもはや珍しくないから、我々ぐらいが英語が出来る売り最終ジェネレーションじゃないかなと思う。
数年前、夫が数ヶ月アメリカ出張になり、最後の方で1週間有休を取り遊びに行ったことがある。
週末には私の歓迎として駐在ファミリーによるBBQという地獄イベントが予定されていた。
新規の人との接触は極力避け、
彼氏の飲み会に平気な顔で来れちゃう彼女を見て異人種と脅え接触を避け、
昔見たキャメロンディアスの映画で付き合った翌週ぐらいに彼氏を自分の同窓会に誘うキャメロンに驚嘆していた私にとってはマジで地獄以外の何物でもなかった為、
「欠席しハドソン川を眺めている」
と夫に伝えたが
「それはすごくおかしい」
と諭され仕方なく出席と相成った。
(ちなみに夫は純ジャパだがキャメロン寄りな性質を有し、日本でも会社や同窓会的イベントに臆することなく私を連れて行こうとし、私は上記人見知りに加え、場をわきまえない厚顔無恥な女と思われたくない+もし同じ立場の人が来ていたらそいつはきっと厚顔無恥だから話合わないし関わりたくない為断るか、仕方なく参加し地蔵と化し、夫がいたく悲しむという事象がかなり多発していた。)
来てみて私も実感中だが駐在において歓送迎は日常茶飯事な為、皆地蔵にも優しく意外にも楽しくBBQを終えることが出来た。
その中でボスママ的存在(いい意味で)な人がいて、駐妻を紹介してくれ、いち早く私を名前で呼び、買うべきもの行くべき場所をメモにしてくれ、近所の美味しいベーグルを持たせてくれた方がいた。
近所付き合いもきちんとしているようで、外国人ママ友もかなりいる様子。
しかし彼女が一番英語が出来ない感じだったのだ。語学力ではなく、マインドが駐在ライフの楽しさを定義すると知った。
彼女の逞しさと駐在のエンジョイぶりを目の当たりにし、ああはなれん。。。と素直に異人種としてリスペクトしたのを覚えている。
駐在が決まり、仕事や東京に後ろ髪引かれまくりな中、彼女のようになろうと決めた。
いや決めたはいいが息子が動きまくりで母腰痛です。明日体重再検査だけど果たして。
都会行くからkintanで焼肉食べよっと。焼肉も刺身も食べれるよロンドン。