髪の毛のボサボサ具合が頂点に達した為、美容院へ。
ロンドンではあらゆるサービスがやろうと思えば日本語で受けられる。セントラルや日本人街には日本人経営のサロンもかなりある。
しかしわざわざ赤子リスク抱えつつリッチモンドから行く価値があるのか?私に?
しかし現地美容院は不安ちゃ不安。
夫は割と初期からHead master (日本でいうASHやEarth的な大手チェーン)に通っており、前髪は長め、側頭部はかまいたちに襲われた寿司職人的な、もはやなぞなぞみたいなヘアスタイルが定着。
「イケてるBritsみたいな髪型」というオーダーらしいが、夫がやると私にはこれにしか見えない。
切りたての側頭部は、地下鉄の座席みたいな、ざわざわしたビロード感溢れてる触感。
さて不安はあるが移動時間をあまりかけられない為現地美容院へ。カラー+ハイライト+トリートメントをお願いした。
なんかイメージ写真とか持ってきてね!と予約時言われた為、明るめのハイライトが入った髪型の写真をDL。
開口一番、アルバニア系ロシア人のスタイリスト
「ウケる、この色似合わないね笑」
「こういうキャラメルっぽいセクシー系にしたら?」
Kim Kardashianのワナビーになることが決定。
仕上がりは、太陽光だとハイライトがわかるようにしたとのことで、意外と元職場でも大丈夫なぐらいの明るさ。
さて雑誌を眺める。
3月8日は国際女性デーだったこともあり、誌面はどれも非常にイデオロギー溢れるものであった。
まずファッション誌のトップ特集が中絶と女性の人権。
住んでいる州が中絶禁止であり、保険適応もされない為遠く離れた州まで10代で渡ったアメリカ人女性、いまだ中絶が違法であるアイルランドからイギリスまで来て中絶をする女性達の医療費問題、異母兄弟からのレイプ等により産まざるをえないキリスト教の色濃いアフリカ諸国のティーンの手記などが続く。
窃盗で収監中、慰問に来ていた女優の母と出会い、結婚したがナニーと駆け落ちしあげくドラッグで捕まった元俳優の父親を持つモデルで音楽家の18歳が、半生を語る記事も。字が多い。
そんなエマ・ワトソン的記事を読みまくり帰宅したことも重なり、このネット記事を読み怒髪天だったがライターさんが私の思ったこと全て言語化してくれてた笑。
防寒するな・パステル色を着ろ・他人に気を使え! 「CLASSY.」の花見コーデ企画が怖すぎ|サイゾーウーマン
女性誌の座談会に出てくる男達なんなの?
あと、サイズ展開が5、7、9号のアパレル全部潰れろ!と、赤文字系へのコンプレックスが呪詛になる寸前であった。
まあしかし、今はマーケットに流通してないオブザーバー目線だからか、海外にいるからか、何かとCLASSY思想、しかもそれを啓発する行為が気にくわないが、
実際合コン行って
「女性の真価は中身であり、生きたいように生きるべき」
とか男が言い出したら、「博愛」「imagine 」ってアダ名つけてたわきっと。買ってたしねCLASSYたまに笑。
先週のマルタ島