mdkロンドン生活

ロンドン生活、赤子との暮らし、日々のよしなしごとなど。

英語力不足を実感するときー!

日本人として改めて慣れない文化の一つとして「いきなり深い話をする」がある。

Mothers of preschoolersでは、子が隣の部屋で遊んでいる間にテーマに沿いトークをしたり、その後セラピー的に頭を使わないクラフト(紙粘土のペーパーウェイトや、スクラブ作りなど)を行う。

夏休み前最後のテーマは「friendship」。


「友人と言っても、学校の送り迎えで挨拶する程度の知り合い、子どもの為に付き合わなきゃいけない癖のある人、楽しいけど疲れる人、色々いるわよね。」

みたいな話から始まる。そしてfriendshipを「toxic」と感じた経験について時計回りにシェアする(加速するルー語)時間に。
私は3番目。
そして1番、2番目の人は今回が初参加。


1番目の人「私が流産した時に友人から言われたのが…」
2番目の人「私の母親が亡くなった時、友人が私も父親を亡くしたのって言ってきたんだけど、母と父って重さ違うでしょ…」
3番目(私)「ちょっと時間ください…」


そして、このいきなり深い話文化に自虐的な要素はほとんどない。(私がその要素をくみ取れない、そして自虐的要素を含んだ感じの英語を話せてないことも起因している可能性も大いにあるが)

こないだRichmond parkをバギーで散歩するというイベントに参加して、そこで仲良くなったママ友(ドイツ人)と帰り話していた時。

「日本で9年働いたけど1週間以上の休みを取ったのは産休育休だけだし、なにせワーママを経験してないし働けるかどうか。金融系の資格も帰るころにはexpireしてるし、何ができるやら(苦笑)」

と小噺程度の自虐を披露したところ、

「なんてこと!あなた帰るなら東京なんでしょ?ロンドンに本部がある会社で半年でもいいから働きなさい!私の周りでドイツ帰る人もそうやってイギリスで作ったコネクション使って再就職してる。やっぱり本部で働いたことある経験って強いのよ。自分を低く見積もっては絶対にダメ!!!!!」


ふと、「シュレックじゃねぇ!!」と叫んだ近藤春菜に、来日中のアリアナグランデが、「あなたは美しい」と言い続けたというエピソードが想起された。



そして、今更私は英語の基本的なところがわかっていないという哀しみ。


来たばかりのころ、IKEAの家具を搬入しに来てくれた配達人の人に「See you later!」と挨拶され、

See you later=また後で

的直訳受験英語がインプットされていた私は後でサインするものとか持ってくるのかな?と30分程待機。

See you laterが普通にもう会わない可能性がある場合にも多用されることを知るのはまだ先のお話。。。。



そしてこの基本疎か英語に、日本人気質のカジュアル謝罪が加わるコンボにより起きる悲劇も。

「日本にいたら保育園に入れて0歳で復帰一択だったけど、日本ではどうするかわからない」って言いたかったんだけど、そこに「保育園入れるってどうかと」的ニュアンスが私の英語力レベルにより加わってしまった。

その為「私は夜はマックのドライブスルーで育ったけど(THEアメリカ人!)、別に楽しかったし平気だったよー」的返答がかえって来たことで変なニュアンスが入ったことがわかった。

そこで、私はそういう意味じゃないの、という意味で「Sorry」と」言ったら、
「ううん、そんなことなかったのよ、だから安心して」との返し。


そう、この場合のSorryは「かわいそうにね」のSorry!もはやどこから説明していいか謎なぐらい一瞬会話が混線。


今夏はきちんと体系的に英語をやるぞー!



もはや懐かしいミコノス島の海。イギリスの真夏はもう終わったのかなあ