いや思ってましたよ。詐欺に引っかかる人の情弱ぶりたるや相当なものだと。
渡英前に最後に働いていたのはオレオレ詐欺被害額都内一の地域にある支店だったこともあり、その手の研修もやたら受けさせられ、最新の詐欺事情にも何なら精通していたというのに。
夫に、「こんなアホ見たことない」と呆れられ返す言葉もございません。
事の始まりは夫婦ともにカードがスキミング被害にあったこと。
カード会社から不審な決済ありと連絡があったことにより発覚。
夫はこちらの生活口座のカードがドミニカ共和国で使用され、私は日本から持ってきている東急カードが謎にiTunesストアで頻繁に少額決済されていた。
スキミングはカード会社が被害補填してくれるので新しいカードが発行されて(私のは日本の夫実家に送られたから手元にはないが)普通に完了。
その次の日、このメールが届いた。
要は
「Apple IDのアカウント情報の一部が変更されたか誤っている為、アカウントをロックしました。変更事項を入力してね。入力がない場合は24時間以内に自動凍結します」
というもの。
普段iOSのアップデートやデータのバックアップですら夫任せな私は、何を思ったのか
「そっか、カード会社の人もカード情報登録しているものがあったら変更しといてねとか言ってたもんねー」
と、メアドとパスワードを入力し管理画面に入った後カード番号と裏面の番号(!!!アホ)を入力したのです。
夫帰宅後、「Appleから何回も連絡来てたからカード情報、こっちのアメックスに替えといた!」と高らかにアホ報告。
「!!!!そのメール見せて」
「まんま詐欺じゃん!!!」
「なんでこんなの騙されるの???」
「ああーーーもうさっそくなんか引き落とされてるじゃん!!!!!」
早速ルクセンブルクにてなんか買われてる。
「…ごめんなさい……英語だったからなんか騙された…」
「いや英語とか全然関係ないから」
確かに、Junkのメールボックスに入ってきてた。
確かに、URLが変な長いやつでもろ非正規。
青字で下線付きの文字で、クリック出来そうな場所が全部クリックできない。
突然、「全著作権保護」とか中国語の表記あり。
急いでAppleとカード会社に連絡。テンパりながら私がいかにアホであるか英語で説明するのはツラい。
「Hahaha、Calm down, 落ちついて大丈夫だから笑」
笑わないで、、ごめんなさい、、。
明日からレイバンのサングラス業者として友人たちにインビテーションを送りかねない状況であるためパスワードはSNS含め全部変更。
カードはこの2年間で最短の翌日届きました。(考えられないけど、カードも免許証も普通郵便でポスト投函)
皆様におかれましては、秒で削除するようなメールかとは思いますがあえて言わせてください。お気を付けて。